1級管工事施工管理技士 出題傾向と対策

1級管工事施工管理技士試験の傾向と対策を分析し、効率のよい勉強方法&勉強ツールを紹介致します。

スポンサーリンク

〇1級管工事施工管理技士とは

「1級管工事施工管理技士」は、施工管理士の国家資格の1つです。

建設業における、空調設備工事、給排水衛生工事、浄化槽工事、ガス配管工事等の「管工事」で施工計画の作成・工程管理・品質管理・安全管理を行うことができる建設業法の「主任技術者」になれます。

また、経営事項審査の加点対象で5点の付与があります。

〇受験申込

1級管工事施工管理技士試験は、一般財団法人全国建設研修センターにより開催されます。

公式HPは「一般財団法人全国建設研修センター」になりますので必ず確認して下さい。

分かり易いかどうかは別にし、一番正しい情報になります。

申込受付期間

毎年GW明け、5月初旬から受験申込が始まります。よく申込期限間際になって、各種提出書類を準備される方がいます。

・申込用紙の手配

・卒業証明書

・住民票

・申込用紙の記入(実務経験年数を証明する物件等)

と学校・役所等に行かないと手に入らない書類、実務経験を記入するのに参考とする過去の物件資料を探す等、申込用紙を即日提出することは結構困難なので、事前に提出出来るように書類の手配を取っておくことをおススメします。

試験日・合格発表

【1級学科試験】

試験日:9月1週の日曜日 / 合格発表日:10月初旬

【1級実地試験】

試験日:12月1週の日曜日 / 合格発表日:翌年2月下旬

ちなみに合格発表は、合格発表日10時頃に一般財団法人全国建設研修センターのホームページで検索することが出来ます。また合格通知は、合格発表日に発送すると思われますので家に到着すまで1,2日かかります。

私の場合、合格発表日の次の日に合否通知が到着しました。

⇒合わせて実地試験の受験申込用紙も添付されております。

合格基準

合格基準は、学科試験・実地試験ともに60%以上となっております。

学科試験については、マークシート形式で60問中36問正解で合格となりますので、試験後「速報」で答え合わせを行えば合否の確認を行えます。

試験日当日に速報を出しているのは「総合資格学院」だけになります。また次の日になれば、「一般財団法人 全国建設研修センター」から解答・問題が公開されるので合否の確認がすぐに出来ます。

実地試験については、論述問題・配点不明等で合格発表まで合否が全く分かりません。

試験地

札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇の10地区で開催されております。

受験手数料

学科試験:8,500円 / 実地試験:8,500円

※国家試験であり、上記受験手数料には消費税を含みません。(非課税)

受験要件

受験するには条件があり、下記の通り実務経験が必要となってきます。

学科 実務経験年数
指定学科卒業後 指定学科以外卒業後
大学

専門学校「高度専門士」

3年以上 4年6ヶ月以上
短期大学

高等専門学校

専門学校「専門士」

5年以上 7年6ヶ月以上
高等学校

中等教育学校

専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)

10年以上 11年6ヶ月以上
その他 15年以上

※試験前日までで計算して、上記の実務経験が必要となります。

※指定学科とは、土木工学、都市工学、衛生工学、電気工学、機械工学、建築学などを言いますが、正確には「受験の手引き」を確認して下さい。

○難易度・合格率

1級管工事施工管理技士試験の合格率は、学科43.7%・実地55.8%となっており、勉強さえすれば難しい資格ではないことが分かると思います。

参考に、これまでの合格率を掲載しておきます。

H23年 H24年 H25年 H26年 H27年 H28年 平均

43.2% 36.4% 38.9% 43.4% 51.2% 49.0% 43.7%

46.1% 49.2% 67.8% 60.3% 50.1% 61.0% 55.8%

○勉強方法

「1級管工事施工管理技士試験」の勉強方法を紹介したいと思います。

1級管工事施工管理技士試験には、「学科試験」と「実地試験」が存在しそれぞれ勉強方法が違うので注意が必要です。

【学科試験】

学科試験の出題は、過去問からの転用問題が多く出題されます。よって「過去問」を暗記することが一番効率の良い学習方法となります。

私は、下記テキスト「分野別問題解説集 1級管工事施工管理学科試験」をおススメします。

理由として、毎年ユーチューブに問題解説の動画をアップロードしてくれているので、机に向かって学習が出来ない状況でも耳で聞いて学習する事が出来る事です。時間の無いビジネスマンにとってスキマ時間をどれだけ学習に充てられるかが合格の鍵となります。

分野別問題解説集1級管工事施工管理学科試験 平成29年度【2500円以上送料無料】

価格:3,672円
(2017/10/18 12:53時点)
感想(0件)


また、スマホのアプリの「マイ四択問題」と言うモノも使い、隙間時間で過去問が出来る工夫をしました。これは過去問を、エクセルに貼りつける等の作業があるので、下準備の時間がかなりかかります。

誰かの作ってくれた勉強ツールを上手く使い、学習時間の確保をすることが合格の第一歩だと思います。

【実地試験】

実地試験の出題も過去問からの転用問題が多くなっておりますが、一番違う点は「施工経験記述」があることです。

配点が不明となっておりますが「施工経験記述」には、かなり高い配点のウエートがかかっているようですので対応が必須となります。

しかし、出題は「安全管理」「工程管理」「材料・機材の現場受入検査」「総合的な試運転調整 or 完成に伴う自主検査」の5つに絞られるので、事前に解答の準備が可能となっております。

上司・先輩に施工経験記述について、自分で用意した解答が正しいか確認する事により合格率は、格段に跳ね上がることでしょう。

○学科試験の傾向と対策

学科試験に関しては、下の表の通り出題傾向が確立されております。

出題 出題項目 出題選択

問題No,1~10問 一般基礎 10問中10問解答(必須)
問題No,10~14問 電気・建築 4問中4問解答(必須)
問題No,15~25問 空気設備 23問中12問解答(選択)
問題No,26~37問 衛生設備
問題No,38~44問 建設設備一般 7問中7問解答(必須)

問題No,1~17問 施工管理 17問中17問解答(必須)
問題No,18~29問 法規 12問中10問解答(選択)

施工実務ではあまり関わりの無い「一般基礎」「電気・建築」「法規」などをどのように克服していくかが合格の決め手となると思います。

○実地試験の傾向と対策

実施試験についても、下の表の通り出題傾向が確立されております。

出題 出題項目 出題選択
問題No,1 施工要領図 (必須)
問題No,2 空調設備の施工 (留意点) (選択)
問題No,3 給排水設備の施工(留意点)
問題No,4 工程管理(ネットワーク) (選択)
問題No,5 法令(穴埋め)
問題No,6 施工経験記述 (必須)

問題No,1については、過去問からの出題傾向もあるのでしっかりと過去問学習を行うといいでしょう。

問題No,2・3については、自身の関わる工事について学習することにより経験に基づく記述が可能となります。また過去問学習も有効です。

問題No,4については、ネットワーク工程表のことをしっかり理解することで満点が取れるでしょう。

問題No,5については、幅広い法令の暗記となりますので出来たら「問題No,4」で満点を目指した方が有効だと思います。

問題No,6については、「安全管理」「工程管理」「材料・機材の現場受入検査」「総合的な試運転調整 or 完成に伴う自主検査」の5つに絞られるので、事前に解答の準備が可能となります。

○過去問データ

過去問を掲載しておきますが解説がありませんので、解答の解説付きの過去問集を購入することを強くおススメします。下記の過去問データは、模擬試験用としてお使い下さい。

※模擬試験で合格圏内の点数を何度も取れるようになると自信が付き、試験前の不安がなくなります。そこまでになれば合格間違えなしですね。

過去問 H21年 H22年 H23年 H24年 H25年 H26年 H27年
学科
実地

過去問 H28年 H29年 H30年 H31年 H32年 H33年 H34年
学科
実地

最後に皆さんが、合格出来ることを祈っております。頑張って下さい。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする