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2017年「ふるさと納税」してみました!体験談

2008年から始まった「ふるさと納税」ですが、お得!お得!と言われながら今まで実施してきませんでした。

そして2017年ふるさと納税を実施!

申込~確定申告~納税控除までファイナンシャルプランナーである私が「ふるさと納税」が本当にお得か検証して行きたいと思います。

○イバラガニと毛ガニセット:寄附金50,000円 申込

<申込:2017年12月18日>

「ふるさと納税」をする際、ふるさと納税ポータルサイト申込むこととなります。

テレビCMをしている『さとふる』であったり『ふるさとプレミアム』・『Wowma!ふるさと納税』などが有名なポータルサイトとなると思いますが・・・私は『ふるさと納税.com』で申し込むこととしました。

ふるさと納税.comで申し込んだ理由は、特にございません・・・^^;

 

次にふるさと納税の寄附金限度額を調べる必要がございます。

通常、限度額まで寄附金をすることで、返礼品を多く貰えることになりますが・・・今回は、税控除等どのように行われるかも分かりませんでしたので、総務省で公開されている「全額控除されるふるさと納税額の早見表」で大体の限度額を求め、余裕を持った寄附金額としました。

ちなみに昨年度の年収を加味すると「65,000円」が寄附金限度額となっておりましたが、余裕を持って「50,000円」の寄附金をすることにしました!

※来年度は、税控除がお得にされているようでいたら年収に応じた寄附金限度額ギリギリまで実施したいと思います。

出典先:総務省 ふるさと納税ポータルサイト

 

っと言うことで、50,000円の寄附で気に入った返礼品となると・・・

「イバラガニと毛ガニセット」でした。

※2017年12月27日現在、上記返礼品の掲載が無くなっています。

あとの手続きは、ネットショッピングと同じで簡単です。

1、寄附の使い道の選択

2、数量

3、「寄附カートに入れる」をクリック

・・・そして「氏名」「住所」「電話番号」「メールアドレス」を入力。

そうるすと登録アドレスに「仮登録URLが送信」されますので仮登録URL先に行くと、本登録となり最終的に、クレジットカードによる決済で終了となります。

〇寄附金控除証明書 到着

<到着:2017年12月25日(申込より7日経過)>

ふるさと納税をした北海道の「羅臼町」より

・寄附金控除証明書

寄附金税額控除に係る申告特例申請書(必要事項記載済み)

・ワンストップ特例制度の申請について(説明文)

・町長よりのお礼文

が送られてきました。

私は「確定申告」をするので使えませんが、条件が合う人であれば「ワンストップ特例制度」によるふるさと納税の申告をした方が、必要書類を送付するだけで完結するので楽です。

ワンストップ特例制度の申告方法は、下記に説明します。

〇イバラガニと毛ガニセット 到着

<申込:2017年12月30日(申込より12日経過)>

ふるさと納税の申込より、12日経過で返礼品到着しました。

これで豪華なお正月となりそうです。それにしても、結構な大きさの荷物が到着しました。

中身を空けてみると・・・

当たり前ですが「イバラガニ」と「毛ガニ2杯」が入っていました。

イバラガニが大きすぎて、毛ガニの大きさが感じられない・・・

ちなみにイバラガニの大きさは、甲羅で20cm直径ありました。足の部分を広げれば100cm近くあるのではないでしょうか!食べるのがです。

しかし残念なことが2点あります・・・

1、発送日が分からない。

⇒毛ガニ2杯ぐらいなら、なんとか冷凍庫の空きも作れますが・・・イバラガニに関しては、冷凍庫を全て空にしないと入らないレベルの大きさです。事前に到着日が分かっていたら、準備も出来たのですが残念です。

2、解凍方法・食べ方が分からない。

⇒カニは、全て冷凍でしたので解凍しないと食べれません。ネットで調べると「カニの解凍方法は、重要で味の良し悪しに係る」とのことで、何かしらの解凍方法のメモ的なモノがあったらと思います。合わせて「カニの食べ方」のレシピ的なモノがあったら嬉しかったな!

※カニの解凍方法は、下記に記述しますので参考にしてみて下さい。

 

ちなみに返礼品を取り扱っている業者は、「有限会社舟木商店」と言う所でした。

羅臼町の返礼品を見ると、全て舟木商店で扱っている商品でしたので一手に返礼品を請け負っているのでしょう。

また今回の「イバラガニと毛ガニセット」の値段を見てみると

1、イバラガニ 2kg前後:12,000円

2、毛ガニ 600g前後:6,000円×2杯

と言う事で、24,000円の商品が2,000円の自己負担で購入できたことになります。

50,000円の寄附で24,000円の返礼品なので還元率は『48%』になります。

しかしお得に手に入れられた「カニ」ですが、普段買わない物なので2,000円でも余計な出費と考えることも出来なくもありませんが・・・私は、ふるさと納税をやった方がいいと思います!

〇カニの解凍方法

冷凍カニは、冷蔵庫の中でゆっくりと解凍する。

冷蔵庫の中に入れるにも、乾燥を防ぐために新聞紙・キッチンペーパーなどで包み、ビニールに入れ、お皿の上に置いておく。

⇒出荷時に表面に薄い氷の膜を張り乾燥を防ぐ処理をするので、解凍中にどうしても氷が解けて水濡れしてしまうのでビニール・お皿などで水が出ても良いような準備をしておきましょう。

解凍時間は、カニの種類にもよりますが、12時間~24時間を目安に余裕を持って解凍していった方が良いそうです。

⇒急激に解凍すると、カニの旨みエキスが流れ落ちて、身がパサパサになってしまうとのこと。

今回の返礼品に関して、毛ガニ2杯とイバラガニの脚部は、冷凍庫で冷凍し後日頂きます。

そしてイバラガニの甲羅部を、冷蔵庫で30時間解凍させました。

下記写真 左:イバラガニの甲羅部 ・ 右:毛ガニ2杯とイバラガニの脚部

冷蔵庫が、カニでいっぱいになってしまいました。

 

〇ワンストップ特例制度

私は、毎年「確定申告」をしているので使えませんが、ふるさと納税には「ワンストップ特例制度」と言うモノがあり、必要書類を寄附した自治体に送付するだけで「寄附金控除」が受けられる便利な制度となっております。

ワンストップ特例制度を利用できる条件は3つ!

条件1、確定申告を必要としない給与所得者であること

条件2、1年間の寄附先が5自治体以下であること

条件3、申込する度に自治体へ必要書類を送付すること

自治体に送付する「必要書類」!

No,1「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」

⇒申請書は、寄附する自治体から送付してもらうか、総務省のHPからダウンロードしましょう。<申告特例申請書ダウンロード先

No,2「マイナンバーが分かる書類」と「本人確認書類」

・個人番号カードの表裏面コピー

・マイナンバー通知カードのコピー と 身分証明書のコピー

・マイナンバーが記載されている住民票の写し と 身分証明書のコピー

※身分証明書とは「運転免許証」「パスポート」などになります

上記2点を、寄附先の自治体に送付しましょう。

ちなみに2017年分の必要書類送付は、2018年1月10日必着です!!

〇確定申告方法

2018年1月4日 国税庁「平成29年分の確定申告書等作成コーナー」が公開されました。

事前準備書類

・源泉徴収証

・マイナンバー

 

 

 

上記の国税庁「平成29年分の確定申告書等作成コーナー」より確定申告を行っていきます。