社会人になると、ゴルフ好きな上司からゴルフに誘われることがあります。
上司から誘われ付き合いでゴルフに行くことになった場合、どのようなゴルフクラブセットを準備すればいいのか困ってしまいます。
そのような場合どのようなゴルフクラブセットを準備すればいいのか紹介したいと思います。
○ゴルフを始めるのに必要なゴルフクラブセット
ゴルフクラブセットを始めて選ぶ場合、ゴルフのルールでは「14本以内なら何本でもOK」となっています。
ゴルフクラブを大分類すると「ウッド」「アイアン」「パター」の3つに分けることが出来ます。
「ウッド」には、ドライバーやフェアウェイウッド(FW)があります。ドライバーは、1打目に使うためクラブで一番飛距離が出ます。フェアウェイウッドは、主に2打目以降に使うことになります。
「アイアン」は、ウッドに比べると長さが短く・ボールを打つ打球面が板状に薄く作られているクラブです。
「パター」は、主にグリーン上でボールを転がすために使います。原則、グリーンに乗ったら全てパターでプレーします。
ゴルフクラブの選び方のポイントは、身長や体型に合わせたバランスの取れたモノを選ぶことが重要となります。ゴルフ専門店で、しっかりとアドバイスを聞いて購入することがおススメとなります。
出来れば行きつけのお店をつくることで、ゴルフクラブについて知識が深い店員さんを探すことも可能となります。
ゴルフの道具を理解する楽しみにも繋がるので「ゴルフクラブ選び・・・」と言った解説書を読むことも、これからゴルフクラブを購入される方におススメです。
○ゴルフクラブはやはりドライバー
ゴルフをしていると、ロングホールでドライバーで飛距離を伸ばして、バーディ・イーグルなどを取ることが夢だと思います。
ゴルフクラブの中で『ドライバー』と言えば1番ウッド(1W)のことを言い、基本的に最も飛距離が出るように設計されているクラブです。ドライバーは、飛距離を出すためにシャフトが長く、ヘッドも重たくなっています。
ドライバーの従来品は、ヘッドをパーシモン(柿の木)など木製でした。しかし現在は、パーシモン素材の入手が難しいこと・量産が出来ないことなどの理由からチタンなどメタル製やカーボンとメタルの複合製がドライバーの主流となっております。
またドライバーのスイングは、ショットの時に心もちお尻の位置を高くして、体重をつま先寄りに乗せて構えます。姿勢が前のめりになりますが、こうすることで下半身が安定し、体の中心に力が入った状態でドライバーを打つことで出来、飛距離アップに繋がります。
○ゴルフクラブアイアンの選び方
ゴルフクラブの中で「距離の打ち分け」を目的としているクラブが、アイアンです。
距離によってクラブを選び距離調整が可能となります。アイアンは、6~10本が1セットとして販売されております。3番、4番・・・9番と数字で種類分けされており9番以降は、グリーンへ寄せるのに使用されるピッチングウェッジ(PW)、バンカーから脱出するのに使用されるサンドウェッジ(SW)、ピッチングウェッジとサンドウェッジの中間角度であるアプローチウェッジ(AW)があります。
アイアンの構造は、3つに分類されます。
中空アイアンは、ヘッド内部が空洞になっている構造のアイアンです。
マッスルバックアイアンは、ヘッドがシンプルな板状のアイアンです。
キャビティアイアンは、フェースの後ろ側が凹んだ構造のアイアンです。
初心者には、「キャビティアイアン」がおススメです。理由は、手頃な値段で購入できるモデルが多いことと、大きなヘッドでソール幅が広いモデルはボールが上がりやすくミスに強いことがあげられます。
本数は、5番~9番・PW・AW・SWの8本でOKです。ロングアイアン(3番・4番)は、初心者に難しいので必要ありません。初心者向けのクラブセットでは、3番・4番アイアンが除外されている事もあります。
○ゴルフクラブパターのポイント
ゴルフは打数を競う競技ですから、飛距離が長かろうと短かろうと1打は1打です。
飛距離の出るゴルフプレイヤーは、確かに有利です。しかしプロのトーナメントでは、結果的に数十センチのパッティングが決まらず勝敗を左右することが時折あります。
良いスコアで上がるには、グリーン上でのパット数を出来るだけ少なくすることがポイントとなり、グリーン上で使用するクラブのパター(PT)選びが重要となってきます。
パターは、「ピンタイプ」「マレットタイプ」「L字型」に分類できます。
「ピンタイプ」は、ヘッドのトウ&ヒール部分に重量が多く配分された形状のパターです。
「マレットタイプ」は、ウッドクラブのようにヘッドが丸く作られたパターです。
「L字型」は、シャフトとヘッドのつながりがアイアンと同じで、アルファベットの「L」の字に似ているパターです。
初心者には、ピンタイプとマレットタイプがおススメです。
素材は、各種金属からプラスチックまで様々なモノが使われており、グリップの形状やサイズが他のクラブより多種に富んでいるので、個性の最も出るクラブと言えるでしょう。
パターを選ぶ時は、何種類か必ず試打してから選ぶようにしましょう。試打の時のポイントは、構えやすさと転がりです。パターを握った時に、しっくり来るか!ボールを打った時に、狙った方向にイメージ通りに転がるか!を確認して行きましょう。