部屋を広く見せるポイント
日本の住宅は、都心中心型で人口密度が偏っているため、都心部の家は『狭い』です。
そんな狭い家のスペースを最大限使い、どう部屋を広く見せるかが快適な暮らしにつながって来ます。
ここでは部屋を広く見せるコツを、紹介していきます。
日本の住宅は、昔から「ウサギ小屋」などと欧米から揶揄されるほど狭いです。
土地の広さや家全体だけでなく、各部屋も収納スペースも十分な広さを確保するのも難しいのが実情です。狭い部屋をいかに広く見せるかは、空間を最大限に生かす工夫と無駄なものを処分し整頓することが重要です。
好きなインテリア家具をただ配置していただけでは、色や機能性にまとまり感がなくなります。
インテリアは、必要なもの以外置かず床を多く見せ、常にキチンと片付けられた状態が部屋を広く見せるコツです。その他にも鏡を壁に置くことによって、さらに奥があるよう広く見せることができます。
また、視覚効果で「人は部屋に入った瞬間に一番奥を見る」という習性があるので、奥の壁やコーナーが暗いと圧迫感があり、部屋が狭く見ることにつながります。奥の壁やコーナーに柔らかな光源のインテリア照明を置くことで空間に広がりを持たせることができます。
“色”にもそれぞれ感じるイメージがあります。
その色の使い方によって部屋が「広く見えたり」「暖かく見えたり」します。
白は、部屋を最も広く高く見せることができ賃貸住宅に多く利用されている色です。
コーディネートする上でもいろいろな色を使いすぎると落ち着かない部屋になりますので、例えば広く見える白をベースカラーとして、あとはポイントとなる色を2~3色に抑えトーンを統一にすると部屋もすっきりまとまります。
部屋を広く見せるポイントとして
- 無駄な物・インテリアを処分し整頓する
- インテリアを厳選して床を多く見せる
- 整理整頓を習慣づける
- 鏡を置く
- 奥の壁やコーナーに光源を置く
- 白を基調とした部屋にする
と言ったことがあがられます。
ちょっとしたことで、部屋が広く感じ豊かな生活が出来るのですから是非試してみて下さい。
子供部屋のインテリアのポイント
お子さんの居る方にとって、子供部屋のインテリア家具について悩むことがあると思います。
そんな子供部屋のインテリア家具選びの基準を紹介しますので、参考にして下さい。
子供部屋は、幼児期、小学校の低学年、小学校の高学年以上と、成長に応じて変化していきます。
目の離せない幼児期、小学校低学年の時期は、自分1人の個室よりも家族のいるリビングやダイニングなどの団らんの場を好みます。幼少の頃は、こうした家族とのコミュニケーションを自然に育てる生活動線をつくる環境が適しています。
子供が小学校高学年からそれ以上になると、プライバシーの保護や独立心の育みも考える時期です。
子供部屋のインテリアは、勉強机やベッドなど部屋に合った家具選びから始まりますが、健康のこと考えホルムアルデヒド含有量を抑えたインテリアを選ぶことが優先されます。
ホルムアルデヒドは、本棚など組み立て家具の接着剤に多く含まれ、体に有害な物質なので、よく確認し選びたいところです。
椅子は体型に合ったものを選ばないと姿勢が悪くなり、姿勢が悪くなると視力の低下にもつながりかねません。バランスチェアなど、座りながら自然に背筋が伸びる椅子など、体にやさしいものも、素材や色なども、豊富に選べるようになっています。
窓際は、光がたっぷり入るようなレイアウトにしましょう。子ども部屋の照明は、机の上のスタンドだけでなく他の居室と同様に室内全体を明るくする全体照明も必要です。
健康を優先に考えたい子供部屋では、安全なもの、長く使える丈夫で飽きのこないデザインが好ましく、カーテンやベッドカバーなど、子供の好きな色をコーディネートしてあげたいものです。
子供部屋のインテリア家具選びには、気をつけたいことが沢山あります。
そんな子供の成長を見守ってくれるようなインテリア家具を、見つけ出し、子供の成長に良い影響を与えたいモノです。たかがインテリア家具、されどインテリア家具 子供の感受性を刺激するインテリア家具を見つけ出したいものですね。