インテリア・照明で、部屋の雰囲気を変える
居室に飾るインテリアは、配置ひとつで部屋の雰囲気をガラリと変えてしまいます。
それだけ居住空間の印象付をするインテリアについて基本的なポイントを紹介します。
家族がいる方は、暖かい雰囲気で落ち着ける空間をつくるのが理想的です。インテリアの色は2~3色程度に絞ると統一感がでます。また、同系色のグラデーションを使用すると全体のインテリアに、まとまり・統一感が出てきます。
そして照明は、最も重要なインテリアアイテムと言えるでしょう。照明を変えることで、部屋の雰囲気も大きく変わることになります。
リビングや寝室など雰囲気を大切にしたい所には、電球色を使うことで暖かく、趣のある空間を作り出すことが出来ます。また明るく楽しげな雰囲気を出したい時は、昼白色がよいでしょう。
リビングの照明は、明るくしてしまいがちですがあまり眩しすぎると気が休まりません。
寝室の照明は、光を一度壁や天井に当てて反射させる間接照明を利用して、やわらかな光を演出することで落ち着いた雰囲気を醸し出します。また、観葉植物にはスポットライトを使って、下から上へのアッパーライティングをすると、影が効果的にできます。自然界では下から上へと光が当たることはないので、アッパーライティングにより非日常的、幻想的な雰囲気が生まれます。
大きなフロアスタンドを利用した間接照明は、部屋の雰囲気を優しい光で演出してくれます。
ナチュラルな木目調の素材を使ったインテリアを中心に、自然素材の小物やファブリックなどのインテリアを使うと、明るく温もりのあるくつろいだ雰囲気の空間を作り出すことができます。
またインテリアにお金をかけられないと言う方は、低価格な照明アイテムを使い部屋の雰囲気を変えてみてはどうでしょうか!“照明”をインテリアアイテムとして使うことで、簡単に今までと違った雰囲気を醸し出すことができます。
インテリの演出は、物を置かない
あなたの部屋は、インテリアがメインとなっていないでしょうか?
こだわりを持ってインテリアを選んでいる方で、
- くつろぐならソファ
- おもてなしのティーセットにはカップボード
- 家族団らんにはダイニングセット
など暮らしのシーンごとにインテリアと関連を持たせていませんか!?
そうすると人のタメではなく、インテリアのタメに部屋があるようなこととなり、結果居心地の悪い部屋となってしまうことがあります。
自身にとって居心地の良い部屋とはどのような部屋なのか!部屋におけるインテリアの存在を考えてみましょう。部屋をインテリアで占有されないポイントとして、自身の居場所をキチンと決めておくことが重要となります。
そこで居場所を明らかにする提案!“床にラグを敷くこと”をおススメします。
部屋全体の大きさにもよりますが、ラグの大きさは畳1枚分欲しいところです。畳サイズより少し大きめの140cm×200cm前後のものがよく販売されており、このサイズなら寝ころんでも周囲に余裕があります。
そして床に広げたラグの上には、椅子やソファを置かず“床としていつでも使える”ようにします。
また「本や雑誌を読んだり」「CDを聴いたり」「お茶を飲んだり」とくつろぐとともに置かれる物は、出掛ける前や寝る前、友人が来る前に必ず片付けるようにしましょう。そうすることでラグのある場所を中心に片付けルールが、次第に清々しい習慣となっていくはずです。
まずは自分の好きな居場所から“すっきり!”を実感する。そうすることで居心地の良い部屋になって来ます。
居心地の良い部屋になれば、自ずと心に余裕が持て、リラックスした状態で生活が送れます。そうすると、さらによりよい生活を送れるような工夫が生まれ、好循環なライフサイクルが生まれることでしょう。