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生理を起こす療法と起こさない療法
更年期障害の治療法である、ホルモン補充療法には出血を起こす治療法と出血を起こさない治療法があります。
「出血」と聞くと痛い療法なのか?とビックリしていまいますが、出血とは「生理」ということです。
ホルモン補充療法では、ホルモンを補充する訳ですから子宮にも作用します。
そうすると、生理のような出血をするのです。
閉経して2年以上経っている人には、出血を起こさないホルモン補充療法が向いています。
貼り薬を2〜3日ごとに張り替えながら治療し、黄体ホルモンの飲み薬を1日1錠服用します。
閉経する前の方や閉経後2年以内の方には、出血を起こすホルモン補充療法が向いています。
貼り薬を貼り続け、黄体ホルモンを服でいる錠剤を10日間1日1錠服用する形になります。
そうすると閉経した人であっても、次の月には生理のような少量の出血をします。
更年期障害の治療に大切なのは、女性ホルモンをどのようにして補うかという部分も大切になってきますので、主治医としっかり話しあい、治療方針を決めましょう。