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閉経の仕組み


先ほどもお話したように、更年期障害を知るためには、閉経についても知っておかなければなりません。

更年期障害と閉経1で、閉経についての基礎知識を得ることが出来たと思います。


では、なぜ閉経は起きてしまうのでしょうか。

女性ホルモンというものは、卵巣の中にある卵胞という所から産生されています。

卵胞の数は、お腹の中にいる赤ちゃんの場合、約200万個もあるのです。

200万個もある卵胞が、年を重ねるごとに徐々に減少していくのです。


多くの女性が、50歳を過ぎた頃に、卵巣の中にある卵胞がなくなってしまい、女性ホルモンが作られなくなるのです。

そのために、子宮の膜が薄くなり、月経がなくなるのです。


更年期は、閉経を挟んだ前後を指しますが、更年期に多くの女性が体に異変を感じます。

それを更年期症状と呼び、仕事や家事などの日常生活が出来ないほどの不調が起こり始めると、更年期障害と診断されるのです。

更年期の2〜3割の女性が更年期障害と診断されています。