甲子園に行ける確率(球児編)
高校球児にとっては憧れの場所甲子園!この甲子園に行ける確率はどのくらいなのでしょうか?甲子園は、春の選抜大会と、夏の大会がありますが、2018年は夏の甲子園第100回大会となる記念の年なんです!
高校球児の人数
甲子園に出場するには、高校へ入学し、硬式野球部へ入部、さらに各都道府県で行われる大会で優勝する必要があります。出場できるチームは、47都道府県のうち、東京と北海道が2校ずつで全49校です。全国の都道府県の野球部員数はH29年でおよそ16万人います。甲子園に出場するにはレギュラーの9人に入るか、ベンチ入りする必要があります。(ベンチ入り含めて18人)ベンチ入りまで含めれば、18人×49代表で882人となります。
ここから単純計算すると、882人÷16万人=0.0055125となります。つまり、すべての高校球児のうち僅か0.5%、200人に1人しか、夏の甲子園には出場できません。厳しい!!
少年野球に携わっているお父さん!1チームを15人で計算すると13チーム中たったの1人です!シニア・ボーイズに携わっているお父さん!1チーム20人で計算すると10チーム中たったの1人・・・
知っている子が甲子園行けたら、それだけで甲子園まで応援に行く価値がありますね!(埼玉県民です)
甲子園に行ける確率(高校編)
続いて甲子園に出場できる高校の確率です。
2017年 夏の甲子園第99回全国高校野球選手権大会では、各県の代表校49校が出場しています。
少し前のデータですが、全国にある高校野球部の数は約3,920校です。夏の甲子園に出場できる高校はわずが49校なので、49校÷3,920校=0.0125ですので、出場できる確率は1.25%となります。100校あったら1校程しか出場できないということですね、当たり前ですが、個人の確率よりは高いですが、それでも厳しい数字です。
では、都道府県ごとではどうでしょうか。各都道府県の確率を算出してみました。
各都道府県の野球部数と出場確率
地 域 | 学校数 | 確 率 |
北北海道 | 103校 | 0.97% |
南北海道 | 122校 | 0.82% |
青森 | 68校 | 1.47% |
岩手 | 71校 | 1.41% |
秋田 | 50校 | 2.00% |
山形 | 49校 | 2.04% |
宮城 | 74校 | 1.35% |
福島 | 81校 | 1.23% |
茨城 | 100校 | 1.00% |
栃木 | 62校 | 1.61% |
群馬 | 67校 | 1.49% |
埼玉 | 156校 | 0.64% |
千葉 | 156校 | 0.59% |
東東京 | 137校 | 0.73% |
西東京 | 128校 | 0.78% |
神奈川 | 190校 | 0.53% |
山梨 | 37校 | 2.70% |
長野 | 87校 | 1.15% |
新潟 | 88校 | 1.14% |
富山 | 48校 | 2.08% |
石川 | 49校 | 2.04% |
福井 | 30校 | 3.33% |
愛知 | 189校 | 0.53% |
静岡 | 113校 | 0.88% |
三重 | 62校 | 1.61% |
岐阜 | 67校 | 1.49% |
滋賀 | 52校 | 1.92% |
京都 | 78校 | 1.28% |
奈良 | 42校 | 2.38% |
和歌山 | 39校 | 2.56% |
大阪 | 180校 | 0.56% |
兵庫 | 162校 | 0.62% |
岡山 | 59校 | 1.69% |
広島 | 93校 | 1.08% |
鳥取 | 24校 | 4.17% |
島根 | 39校 | 2.56% |
山口 | 58校 | 1.72% |
香川 | 40校 | 2.50% |
愛媛 | 59校 | 1.69% |
徳島 | 31校 | 3.23% |
高知 | 31校 | 3.23% |
福岡 | 135校 | 0.74% |
佐賀 | 41校 | 2.44% |
長崎 | 57校 | 1.75% |
熊本 | 65校 | 1.54% |
大分 | 47校 | 2.13% |
宮崎 | 49校 | 2.04% |
鹿児島 | 77校 | 1.30% |
沖縄 | 61校 | 1.64% |
※最新データではないので、参考程度にご覧ください。
確率でソートしてみました。
地 域 | 学校数 | 確 率 | |
1位 | 鳥取 | 24校 | 4.17% |
2位 | 福井 | 30校 | 3.33% |
3位 | 徳島 | 31校 | 3.23% |
4位 | 高知 | 31校 | 3.23% |
5位 | 山梨 | 37校 | 2.70% |
6位 | 和歌山 | 39校 | 2.56% |
7位 | 島根 | 39校 | 2.56% |
8位 | 香川 | 40校 | 2.50% |
9位 | 佐賀 | 41校 | 2.44% |
10位 | 奈良 | 42校 | 2.38% |
11位 | 大分 | 47校 | 2.13% |
12位 | 富山 | 48校 | 2.08% |
13位 | 山形 | 49校 | 2.04% |
14位 | 石川 | 49校 | 2.04% |
15位 | 宮崎 | 49校 | 2.04% |
16位 | 秋田 | 50校 | 2.00% |
17位 | 滋賀 | 52校 | 1.92% |
18位 | 長崎 | 57校 | 1.75% |
19位 | 山口 | 58校 | 1.72% |
20位 | 岡山 | 59校 | 1.69% |
21位 | 愛媛 | 59校 | 1.69% |
22位 | 沖縄 | 61校 | 1.64% |
23位 | 栃木 | 62校 | 1.61% |
24位 | 三重 | 62校 | 1.61% |
25位 | 熊本 | 65校 | 1.54% |
26位 | 群馬 | 67校 | 1.49% |
27位 | 岐阜 | 67校 | 1.49% |
28位 | 青森 | 68校 | 1.47% |
29位 | 岩手 | 71校 | 1.41% |
30位 | 宮城 | 74校 | 1.35% |
31位 | 鹿児島 | 77校 | 1.30% |
32位 | 京都 | 78校 | 1.28% |
33位 | 福島 | 81校 | 1.23% |
34位 | 長野 | 87校 | 1.15% |
35位 | 新潟 | 88校 | 1.14% |
36位 | 広島 | 93校 | 1.08% |
37位 | 茨城 | 100校 | 1.00% |
38位 | 北北海道 | 103校 | 0.97% |
39位 | 静岡 | 113校 | 0.88% |
40位 | 南北海道 | 122校 | 0.82% |
41位 | 西東京 | 128校 | 0.78% |
42位 | 福岡 | 135校 | 0.74% |
43位 | 東東京 | 137校 | 0.73% |
44位 | 埼玉 | 156校 | 0.64% |
45位 | 兵庫 | 162校 | 0.62% |
46位 | 千葉 | 156校 | 0.59% |
47位 | 大阪 | 180校 | 0.56% |
48位 | 愛知 | 189校 | 0.53% |
49位 | 神奈川 | 190校 | 0.53% |
※赤太字は100回記念大会での2校出場地域です。2018.8.6追記
もっとも厳しいのはやはり激戦区として有名な神奈川県ですが、愛知県も負けていませんね。DeNA対ドラゴンズ!・・・というかプロ野球(NPB)球団があるところは参加校が多いんですね。40位以下すべてNPB球団があります。野球人気があるということでしょうか。
しかし、下位の方は個人の確率と変わらないじゃないですか・・・
逆に最も確率の高い鳥取は4%で、約8倍の差があります。甲子園に行くために、確率の高い(参加校の少ない)地域へ進学するなんてのも聞いたことがあります。
なんにしても狭き門です!知っている子が甲子園に出場することになったら、張り切って応援に行きましょう!